初心者やマンション住まいの方にもおすすめのバッグ型コンポスト。
「人にも、自然にも、いいものを。」がコンセプトの「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」では、先日の6月の環境月間にちなんで、地球や環境について“自分事”として考えるきっかけとなる様々なイベントを、施設やオンラインサイトで実施しました。
今回は、この期間に私が新しく始めたチャレンジについて今回はご紹介させてください。
それは、ずっと気になっていたバッグ型のコンポストです。
今回は、地球Labo(地球ラボ) AgriPoucher®コンポストを実際に使ってみて感じた発見や気付きなどご紹介できればとおもいます。
コンポスト(Compost)とは
本来は堆肥(植物などか良く育つ土)のことを指します。
この堆肥(コンポスト)が転じて、一般的に生ごみ堆肥化容器のこともコンポストと呼ばれているそうです。
家庭から料理の際に出る野菜くずなどの生ごみや枯葉などの有機物を、微生物たちの働きにより発酵・分解して堆肥を作ることがてきるコンポスト。
正直、マンション暮らしの私にはハードルが高いイメージでしたが、今回使用したこちらコンポストだと、気軽に快適に取り組めました。
使い方も、とっても簡単で残った野菜や食べ残しなどを入れ、毎日かき混ぜるだけ。
あとは、微生物たちが分解・発酵をコンポストバッグの中で頑張ってくれます。
コンポストに投入しても良い代表的なものを一部をご紹介すると
・茶殻/コーヒー殻
・果物、果物の皮、野菜の切りくず(細かい方が分解が早いです)
・肉、魚、魚の小さな骨
・汁気を切った食べ残し
・油(1回100CCまでを目安に)
・炭水化物
などがありますが、初心者さんが心配されるコンポストの使用方法や投入できる生ごみの種類については、詳しく記載されたリーフレットも一緒に付いてきますので安心して始められます。
バッグ型コンポストの魅力は、場所を選ばず気軽に始められる点。
このグリーンの専用バッグは、臭いが外に漏れない工夫がされており、密封性が非常に高いので
私は普段は風通しのよい部屋においておき、毎日かき混せる作業はベランダで行っています。
しかもこのバッグ、ひとつひとつ職人の手仕事により丁寧に縫製されていて、
日本国内でゴミとして出たPETをリサイクルした素材でできているそうです。
数週間使ってみて感じたメリットやデメリットについて
数週間使ってみて感じたメリットとしては、家庭から出る生ごみの量を減らすことができ、我が家でも1週間の間でゴミの日に出すゴミの量が半分近く減った印象がありました。
また、コンポストは環境問題(地球温暖化)への取り組みともつながっていて、家庭のごみが減らすことでごみ焼却量が減ると結果的に二酸化炭素の削減にもつながります。
ちなみに、コンポストに入れたさまざまな生ごみが最終的に栄養たっぷりな堆肥へと変化する過程を毎日の土をかき混ぜる作業で観察するのも楽しみのひとつだと今回実感しました。
デメリットに感じそうなニオイや虫の発生点について。
当初は私も心配していたのですが、部屋に毎日置いていてもニオイは気になりませんでした。
また、虫に関してはバッグのファスナーを毎日しっかり閉めておくことで侵入を防ぐことができましたし、もし中で虫が発生しても良い堆肥をつくるための循環の過程だと思いながら、毎日ベランダで土を混ぜながら観察をしています。
このあと、自宅で化学肥料や農薬を使わずに、家庭菜園やガーデニングも気軽に楽しめるような堆肥が完成するのですが、都心の家庭でも手軽できる小さな循環生活。
お子様の夏休みの自由研究などにもおすすめしたいと感じました。
また、我が家の堆肥が完成した際にはその様子をお伝えできればとおもいます。