ペットボトルキャップからオリジナルコースターを作りました
こんにちは。皆さんはこの話を知っていますか?
「海のプラスチックごみの量は年々増え続けており、2050年には、海のプラスチックごみは魚の量を上回ると予測されています」
これは、海洋プラスチックゴミの調査書にある一文です。
私はこの文章を読んだとき初めて、当たり前になっていた、ペットボトルや、食品の容器、コンビニの袋など様々なプラスチックごみの存在を意識するようになりました。
そんな6月は「環境月間」。私たちはこの環境月間の一環として、プラスチックごみを再生利用したオリジナルコースター作りに参加しましたので、その様子をご紹介できればと思います。
コースターはキャンペーンのノベルティにもなっておりますので、ぜひ特集もチェックしてくださいね。
環境月間ってそもそも何?
環境月間とは、環境について考える機会や行動を促すための期間のこと。
1972年の国連人間環境会議を記念して6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。環境省では毎年、この6月5日を含む6月を「環境月間」として、様々な取組を実施しています。
捨てられてしまうものを使えるものに
今回私たちは、ペットボトルのキャップからオリジナルコースターを作成しました。
キャップを洗浄し、細かくなるまで粉砕、そうしてできたフレークを高温で溶かして型に流し込みます。
大体ひとつのコースターを作るのに13個分のキャップが必要になるそうです。
私も粉砕や流し込みを実際に体験させてもらいましたが、想像以上に体力を使う作業に、意図せず日頃の運動不足を実感する機会にもなりました(笑)
▲試作で作成したコースターたち
唯一無二のオリジナルコースター
できたコースターは、まるで宇宙から見た地球のようなキラキラした色合いで、スタッフみんな大興奮でカメラを回しました。
このマーブルな色合いは、プラスチックの溶ける速さの違いや、ペットボトルの蓋の文字色など、小さなカラーの変化で、様々な色合いになり、全く同じデザインや色合いのものがない、唯一無二のコースターです!
手で持ってみると思ったよりしっかりとしていて、お家のインテリアにも馴染みやすく、この夏私もぜひ使ってみたいなと思うおしゃれアイテムになりました。
おわりに
いつも捨てられしまうプラスチックが新たなアイテムに生まれ変わる過程は、見ていてとてもワクワクして楽しかったです。
普段はなかなか環境のことを考えたり、何か行動に移すことは難しいですが、この機会に私も身の回りのプラスチックについて関心をもつきっかけになりました。
皆さまにもこの「環境月間」を通して少しでも興味をもってもらえたら嬉しいです!