山の日に考える、私にできるサステナブル
山の日に考える、私にできるサステナブル
こんにちは。ルビーです。
8月11日は山の日。平成28年から制定された国民の祝日です。「山に親しみ、山の恩恵に感謝する日」となっています。
日本の国土の7割近くは山地で、ちょっと足を延ばせば山に親しめるまさに山の国です。私も40代で山登りをはじめて、10年になります。
自然の中に身をおくと、いつまでもこの美しさが続きますように。と願わずにおれません。
山に行く時は、必要な食料や水を必要な分だけ自分で持って行きます。なので、フードロスはほとんどなく、汁ものは汁まで残さず食べます。失敗した時もあり、カレーうどんの時は辛かった！
水を汚さないために食器は水洗いせず、紙で拭き取ります。考えてみると、山ではサステナブルなことが結構実践されています。
例えば、山小屋のトイレは有料が多く、水を使わないバイオトイレ(コンポストトイレ)が使われている所も増えてきています。また、山ではなるべくゴミを出さず、出たゴミは全て持ち帰ります。
不自由な中に感じる「ありがたさ」
山には便利なものはほぼありません。自分のリュックの中身が、登山中の衣食住全てになります。だから有るもので、いろいろと工夫をします。それゆえ、限られた水、食料、衣服、装備全てにありがたさを感じます。
澄んだ空気、美味しい湧き水、素晴らしい景色、かわいい高山植物や動物を見れば、不自由も悪くない。そんな思いが心を満たしていきます。そして、山の恩恵に深く感謝をします。
豊かさのスタート地点
SDGsの17の目標のうち「15 陸の豊かさも守ろう」があります。
例えば、山で出たプラスチックゴミは、川を流れ海に辿り着き、やがてマイクロプラスチックとなって海を漂います。
いっけん壮大な話に感じますが、私の手元足元から始まる物語です。山の豊かさを守ることは、川や海の環境や生物、私たちの暮らしを守るスタート地点なのです。
私にできること
では、私にできることは何だろう？山でできることを考えてみると、
・フードロスを出さない、ゴミを減らす。
・全てのゴミは持ち帰る。
・水を汚さない。
・落し物をしない(いずれゴミになります。)
・登山道以外は踏み入らない。
・植物をとるのは写真だけ。
など、結構いろいろありました。そして、実生活で活かせることもあるなと感じました。
特に、「フードロスを出さない」「ゴミを減らす」はすぐにでも始められるサステナブルな内容です。
GOOD NATURE STATION ONLINEでも既にこんな取組みがされています。
・一部の商品は、お店と在庫を共有しロスの少ない仕組みを取り入れています。
・ゴミを減らすため、紙袋、ギフトラッピングは有料としています。
・梱包資材や緩衝材はなるべく、木や紙のものを採用しています。
・キッチンの生ゴミを堆肥にするコンポストキットの取扱いを開始しました。
・間伐材を利用した「森の満月 ひのき玉」も好評です。
山でも普段の暮らしでも、「私にできること」から始めてみよう！いつまでも、自然の美しさが持続することを願って。
山の日に、そんな事を考えました。
