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自分にあったお箸の選び方。大切にしたい3つのポイント

自分にあったお箸の選び方。大切にしたい3つのポイント

日本で暮らす私たちにとって、食生活から外すことのできないお箸。

お食い初め(おくいぞめ)では生まれて初めてお箸を使って魚をいただき、人生の最後に口にする末期の水(まつごのみず)はお箸でふくむなど、日本人のなかには「箸に始まり箸に終わる」という文化が息づいています。

現代に生きる私たちにとっては、「お箸は安いもの」「お箸は使い捨て」というイメージが少なからずあるかもしれません。ですが、昔の日本人にとってお箸は箸箱に入れて丁寧にしまうくらい、生活に欠かせない大切なものでした。

細部までこだわった美しいお箸は、使い勝手の良さはもちろん、箸使いを美しく見せ、食卓の写真に上品さを漂わせてくれます。お箸を大切に使うことで長く使えますし、ひいては限られた資源を守ることにも。この機会にお箸選びについて、一緒に考えてみませんか。

自分にあったお箸の選び方。長さや形による違い

自分に合ったお箸の選び方

これから大切に使っていくお箸を選ぶにあたって、なにを基準に選べばよいのか迷ってしまいますよね。毎日使うにあたって一番大切な「使いやすさ」は、実は人とお箸の相性によって違ってくるもの。

今回は、お箸の「長さ」「形」「素材」という3つのポイントから、自分に合ったお箸の選び方をご紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね。

自分にあったお箸の長さって?

一般的にいわれているお箸の理想的な長さは、親指と人差し指をL字にした「一咫半(ひとあたはん)」が持ちやすいとされています。

「一咫」とは、人差し指と親指を直角に広げて、指先を結んだ線の長さのこと。その1.5倍の「一咫半」は、成人男性で22.5cm前後、女性で21cm前後が目安です。

割り箸でよく使われるのは20cm前後のものが多く、使い勝手に若干の窮屈さを感じることもしばしば。短いものよりは、長いものを選んだほうがいいかもしれませんね。

自分にあったお箸の形って?

手指へのフィット感にかかわるのが箸の形状。丸に近くなるほど滑らかな持ち心地になり、角の数が少ないほど転がりにくいので安定感があります。

丸型は角がないので持った感触は滑らか。強く握る癖のある方も無理なく使えるのが特徴ですが、少し安定しにくいという方も。馴染み深い四角型などは自然に使いやすく安定性が良いぶん、角が気になる場合もあります。

また「喰い先」といわれるお箸の先端は、料理の挟みやすさに影響を与えやすく、例えば丸型のものは麺類などが挟みにくくなります。色々な形があるので、自分が大切にしたいフィット感・使い心地を考えてぜひ選んでみてください。

自分にあったお箸の素材って?

軽いお箸は手や指に負担を掛けず扱いやすく、長時間使用していても疲れにくいという特徴があります。代表的な素材として竹やヒバ・ひのきなどが当てはまり、これらはお箸としても馴染み深い素材です。

反対に重いお箸は固さがあり丈夫で、しっかりと手に持った感触が楽しめます。黒檀や紫檀、特に重量感があるのは青黒檀・蛇紋木などで、建築材や家具や仏具、楽器等にも使用される非常に耐久性に優れた素材です。

素材の違いは手に持ったときの疲れにくさだけでなく、見た目や質感にも大きく影響するので、人によって意外に好みの分かれるポイント。普段使っている食器と合わせるなら?という目線で選んでみるのもいいかもしれません。

お箸選びに迷ったら。万能で使いやすい高野竹工「極細箸」

高野竹工 極細箸

お箸の長さや形・素材によって使い勝手は違うとはいうものの、自分に合ったお箸を見つけるのはやっぱり難しいですよね。

お箸選びに迷ったら、まずは万能で使いやすい高野竹工の極細箸を使ってみてはいかがでしょうか。

高野竹工の極細箸は、長さ的にもちょうどよい22.5cmと女性でも男性でも窮屈さを感じないつくり。全体的に細身な仕上がりは、見た目にも高級感があり上品な印象を与えてくれます。竹素材ならではの柔らかな使い心地もうれしいポイント。

また森林伐採で資源が枯渇していくなか、成長スピードの早い竹を素材にしたお箸をつかうことで、貴重な資源をまもっていくことにもつながります。サステナブルな暮らしを身近なところから始めるのにぴったりですよ。

竹はちから強く早く育ち、硬い節を何重にも刻みながら成長する姿から、強い成長力を意味する縁起物。そのため昔から竹製のお箸は成人祝いなど人の成長を祝う贈り物にも選ばれてきました。「箸に始まり箸に終わる」文化で生きる私たちだからこそ、そんな縁起物の竹でできた極細箸を選んでみてもいいかもしれませんね。

 

高野竹工 極細箸 白竹

高野竹工 極細箸 白竹

¥1,144(税込)

わずか1.2mmに削り上げられた先端が特徴的な、細身のお箸です。細かな食材をつかみやすく、例えば川魚のような繊細な骨を一本一本取り除く際などにもおすすめの形状。使う人の所作を美しく見せるようなフォルムです。素材は、京都独特の火あぶり技法によって油抜きされた、光沢の美しい銘竹・白竹。強靭なしなりで折れにくく、日常使いでも長くご使用いただけます。

高野竹工 極細箸 ゴマ竹

高野竹工 極細箸 ゴマ竹

¥1,144(税込)

わずか1.2mmに削り上げられた先端が特徴的な、細身のお箸です。細かな食材をつかみやすく、例えば川魚のような繊細な骨を一本一本取り除く際などにもおすすめの形状。使う人の所作を美しく見せるようなフォルムです。素材は、黒い斑点が趣深い、京銘竹のひとつとして知られるゴマ竹。強靭なしなりで折れにくく、日常使いでも長くご使用いただけます。

この記事を書いた人
GOOD NATURE編集部

信じられるものだけを、美味しく、楽しく。我慢するのではなく、楽しみながら、健康的でいいものを自分らしく取り入れる"GOOD NATURE"というライフスタイルをご提案していきます。

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