インナードライ(混合肌)の特徴とは?乾燥肌・脂性肌との違い
目次
「肌はオイリーなのに、カサつく感じがする…。」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皮脂が多く一見オイリーに見える肌でも、内側が乾燥しているインナードライ(混合肌)かもしれません。
インナードライは、間違ったスキンケアで悪化する可能性もあるので、注意が必要です。
今回は、乾燥肌・脂性肌との違いや、インナードライの原因、スキンケアの方法を紹介します。
インナードライ(混合肌)の原因とスキンケアのポイント
インナードライを防ぐためには、肌の状態を知り、スキンケアのポイントを正しく理解することが大切です。
インナードライ(混合肌)って?乾燥肌・脂性肌との違い
インナードライとは、肌表面は脂っぽいのに肌内部の角質層は乾燥している状態のことで、ごわつきや毛穴の開き、肌の赤みなど、さまざまな肌トラブルの原因と言われています。
乾燥肌との違い
乾燥肌は、油分・水分ともに不足している状態で、肌表面がカサついていることが特徴です。
インナードライも乾燥肌も、どちらも肌のバリア機能が低下しており、肌荒れを引き起こしやすい状態だと言われています。
そのまま放置をしていると、将来的にハリ不足を引き起こす可能性もあります。
脂性肌との違い
脂性肌は、油分・水分ともに過剰である状態で、肌表面は過剰に分泌された皮脂によって、全体的に脂っぽくベタつきやすいのが特徴です。
脂性肌とインナードライは、見た目の特徴が似ているため、自分の肌がどちらか見分けがつかない方は、洗顔後に肌に何もつけずにしばらく放置すると判断ができます。
放置をして皮脂が少しずつ現れた場合は脂性肌、肌がつっぱる・カサつく感覚がある方はインナードライの可能性が高いと言われています。
また、インナードライには、肌にごわつきがある・夕方になるとくすみ※1やすいといった特徴があるとも言われているので、ぜひご自身の肌の判断材料にしてみてください。
※1:乾燥によってくすんでみえる箇所
インナードライ(混合肌)の主な原因4選
インナードライを引き起こす原因は、日常生活の中にたくさんあります。
ここでは主な原因を4つ紹介します。
原因1: 間違ったスキンケア
インナードライの原因の一つが、日ごろのスキンケアで十分な保湿が行われていないことだと言われています。
インナードライの方は、自分が脂性肌だと勘違いして化粧水のみで終わらせるなど、軽いスキンケアで終わらせることもありますよね。
乳液やクリームを使わず、中途半端に保湿をしてしまうと、水分が蒸発してさらに肌内部の乾燥を悪化させてしまう可能性も。
また肌表面がテカりやすいからといって、一日に何度もあぶらとり紙を使用することもよくありません。
肌を守る皮脂までふき取ってしまうと、さらに肌を乾燥させてしまう可能性が高いですよ。
原因2: 空気の乾燥
寒い季節やエアコンが効いた室内では、空気が乾燥しやすく、肌表面の水分も奪われやすいです。
肌表面の水分が不足すると、表面の水分を補うため、肌内部が過剰に水分を分泌してインナードライを引き起こしてしまう可能性も。
乾燥が気になる季節には、普段のスキンケアだけではなく、より保湿力のあるアイテムを選ぶなどの工夫をすることがおすすめです。
また、メイクの上から使用できる保湿アイテムを取り入れることもいいですね。
原因3: 紫外線
紫外線を浴びると、肌表面の乾燥を招くだけでなく、肌がダメージを受けて内部に水分を留めておくことができなくなり、インナードライを引き起こす可能性があります。
春や夏は特に紫外線の量が多くなるため、念入りな対策が必要です。
こまめに日焼け止めを塗る、日傘やサングラスを使用するなど、できるだけ紫外線を浴びないように意識してみてください。
原因4: 生活習慣の乱れ
睡眠不足や偏った食生活など、生活習慣が乱れていると、肌のターンオーバーが崩れてしまうことがあると言われています。
代謝の悪くなった肌は、バリア機能が低下し、乾燥しやすくなってインナードライを引き起こします。
夜更かしや糖質・脂質の摂り過ぎ、ストレスの溜め込みは、肌に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
インナードライ(混合肌)に適したスキンケア方法
ここからは、インナードライに適した正しいスキンケアについて紹介します。
手順1: クレンジングは肌に優しいものを
まずは、メイク汚れや余分な皮脂をクレンジングで洗い流します。
インナードライの方には、肌への刺激が少ないクリームタイプやミルクタイプのクレンジングオイルがおすすめです。
クレンジングオイルの中には、自然由来のものや保湿成分が配合されているものもあるので、肌に合わせて選んでみてください。
手順2: こすらないように洗顔
インナードライは肌表面が脂っぽいため、洗顔の時につい強くこすってしまう方もいるはず。
肌に摩擦が加わると、ダメージを受けてバリア機能が低下するため、乾燥しやすくなると言われています。
そのため、摩擦が起こらないように洗顔料をしっかりと泡立て、こすらず優しく洗うことがポイント。
皮脂を落としすぎないように短時間で終わらせることも、洗顔の際には意識しておきたいです。
洗顔後は、タオルで強くふき取ることは避け、優しく押し当てるように水分をふき取るといいですね。
手順3: しっかり保湿
洗顔後は、肌が乾燥しないうちに、なるべく早く保湿することが大切。
インナードライは角質層が乾燥している状態であるため、肌内部までうるおいが行きわたるようなケアが必要です。
ブースターオイルを使用し、角質層まで化粧水を浸透しやすくすると、保湿効果が高まるのでおすすめです。
肌に水分を与えたら、乳液やクリームなどを使って、うるおいを肌に閉じ込めることも忘れずに。
保湿の時もたたいたりこすったりせず、手やコットンを肌に優しく押し当てるようにします。
インナードライ・肌の乾燥におすすめのアイテム5選
GOOD NATURE STATION ONLINEで購入できるクレンジングオイルやブースターオイル、化粧水、美容液など肌の乾燥対策におすすめのアイテムを紹介します。
マイルドな使い心地のクレンジングオイル
一般的にクレンジングオイルは洗浄力が高いイメージですが、こちらは美容成分をたっぷり含んだ肌に優しいクレンジングオイルです。
使用後も肌がつっぱりにくく、きめ細やかな肌に整えてくれます。
肌への刺激が少ないため、肌が乾燥しやすい方にもおすすめ。
低刺激でありながらも、メイク汚れや毛穴汚れまですっきり洗い流せます。
植物の美容効果を活かしたブースターオイルスムース
肌なじみの良い上質な植物オイルと、ビワやオタネニンジンのエキスなど自然由来の美容成分を抽出したブースターオイルスムース。
洗顔後の肌にブースターオイルスムースを使用することで、化粧水を肌に留め、角質層まで浸透しやすくなります。
肌の内側が乾燥しがちな肌にぴったりのアイテムです。
べたつかない使用感なので、夏でも快適にお使いいただけます。
敏感肌にも使えるスキンローション
赤しそやヨモギなどから抽出したエキスで作られた、自然由来のスキンローション。
水を加えず植物の水分のみで作られた化粧水で、肌に優しく敏感肌の方でも使えます。
さっぱりとした使用感ですが、肌の角質層に浸透しやすくしっかりとうるおいを保ちます。
低分子で乳液やクリームとも馴染みがよく、肌の乾燥にお悩みの方におすすめです。
スペシャルケアができる保水美容液
天然の美容成分とヒアルロン酸を贅沢に取り入れた保水美容液です。
化粧水の後に使用することで、自然由来の美容成分が角質層まで浸透して肌内部までうるおいます。
肌の乾燥が気になる方は、こちらの美容液をスペシャルケアとして取り入れてみましょう。
角質層への浸透力が高く、少量であればメイクの上から使えるので、乾燥が気になるときにいつでも使用できますよ。
肌を乾燥から守るフルバリア美容液
植物の持つバリア機能で、肌を乾燥やダメージから守る美容液です。
化粧水や乳液だけでは保湿力が物足りない方は、こちらの美容液をプラスするのがおすすめ。
化粧水で肌に与えた水分を逃さずに留めてくれるため、うるおいとハリのある肌に導きます。
乳化剤を使用せず自然由来の保湿成分のみで作られているため、肌に優しく満足できます。
インナードライ(混合肌)に適したスキンケアをしよう
外見だけだとインナードライは脂性肌に見えます。
しかし、肌内部は乾燥しているので十分に保湿することが必要です。
正しいスキンケアを行うことで、インナードライを原因とした肌トラブルも軽減できるはず。
乾燥などの肌のためにいいアイテムを取り入れたいという方は、今回紹介したスキンケア商品の使用をぜひ検討してみてください。