連載コラムvo.1 サステナブルな活動を楽しく自分らしく、NEMOHAMOと「ライフスタイル」について
“GOOD NATURE”な取り組みをするビオスタイルのサステナブルな話題を、イラストや漫画、コラムなどであらゆる視点からご紹介していきます。
今回は、植物まるごとのちからを肌へ届けるオーガニックコスメブランド「NEMOHAMO」開発メンバーの2人に、「ライフスタイル」についてインタビューをしました。そこで、自分や家族のためにできること、仕事現場のメンバーとのコミュニケーションを通して、“無理せず楽しみながら続けられるサステナブルな活動のヒント”をご紹介します。
サステナブルなモノ・コト、どう始める?自分らしく楽しく取り入れるコツとは。
Q:樋口さんと吉田さんは、オーガニックコスメブランドであるNEMOHAMOの商品開発を通して、環境にやさしい商品作りに日々携わられていると思います。実際に私生活でも意識して行動されている事はありますか?
SDGs初心者でもできそうな事を是非教えていただきたいです!
吉田:私生活でも続けるためには、まず「人と比べず自分が心地よい取り組み」をするように心がけていますね。実際に身の回りのものも、デザインや色味が可愛いものを見つけたりしています。職場でもサステナブルなアイテムをセンス良く使いこなしている方も居るので、どこのお店のモノか教えてもらったりしています。
最近使っているPLECO(プレコ)のプリーツバッグは、凄くスタイリッシュでデザイン性が高いですが、実は生分解性素材でできた生地を使っているそうです。トウモロコシやサトウキビ由来の植物のでんぷんを原料として作られた生地で、土の中でも自然に分解されて還っていくので、燃やしても有毒ガスが発生しない素材だそうです。
Q:実際に写真でも見ると、お洒落でファッション性もあるし、オンオフ問わず使えそうなアイテムですね。持っているだけでワクワクしそう!
吉田:毎日使うものでワクワクできるかって大切ですよね。その他にも職場の店員さんが使っていてかわいいと思って買ったのが、繰り返し使えるカトラリー4点セットです。
収納ケースは100%リサイクルペットボトル素材から出来ているそうで、デザインが素敵なのでいつものランチタイムも楽しいですね。
樋口:ランチといえば、NEMOHAMOメンバーが、洗って繰り返し使える蜜蝋ラップでサンドイッチを包んで持って来ているのを見て、とてもデザインが可愛くて自分も真似してみたくなりましたね!
吉田:可愛い模様のラップで包めば、いつものランチに彩りが加わって、素敵ですよね。個人的にはシリコンラップも、おすすめですね!
水分補給で持って来ているマイボトルのお水は、浄水ポットから出してきているので、美味しいお水が味わえるんです。コスパも良く、ペットボトルに入ったお水を買わなくて済むようになりましたし、ゴミの削減にもつながりました。
樋口:マイボトルは、周りのNEMOHAMOメンバーも取り入れていますよね。私もマイボトルと水筒は持参するようにしていますね。
個人的に身近に取り入れているものでいえば、着る服はフェアトレードのアイテムを購入しています。オーガニックコットンなどの天然素材を使っていたり、伝統技法を生かした手作業でできたワンピースやシャツなどがあって、シルエットやデザインも綺麗で丁寧に作られたお洋服なんです。だから愛着も沸いて、丁寧にものを扱う意識が芽生えますね。
樋口:私は子供も居るので、ファッションに沢山投資はできないですが、家族と一緒に健康的な食生活を心がけています。夫が地産地消にこだわっているので、地元で収穫された野菜やハチミツを買うので、輸送時のCO2削減にも繋がります。
あとはビオマルシェが扱っているオーガニック食材や有機野菜はとっても美味しいですよ!お野菜の味が濃く、これからの夏の旬野菜で言えば、きゅうり、トマトが甘い。そして、ニラがおいしいです。
それと時間がかかりますが、大根の葉っぱや人参のヘタなどを入れて、ぬか漬けをしています。野菜の切れ端がぬか床の栄養にもなりますし、捨てる生ごみが減りましたね。ぬか床を子供も楽しんでかき混ぜてくれます。
Q:自分たちで食べるものを子供と一緒にできるって素敵ですね。それにそういった体験が教育にも繋がりそう!
吉田:私も食事では、オーガニックのものを買ったら皮ごと食べて、余ったヘタや皮は冷凍保存して、スープのお出汁用に活用したりしています。栄養も取れるし、ゴミも減って、一石二鳥ですよね。あとは、食事でおすすめなのはオーツミルク(オーツ麦から作った食物繊維たっぷりなミルクのこと)。個人的に好きで飲んでいますが、コーヒーとの相性が良くて豆乳よりも癖がないですし、とてもおいしく甘いのでおすすめです。
フードロスにもならないようにこまめに食材は買いに行き、食べ過ぎはせずに腹八分目にして健康的な体作りをしてます。
Q:フードロスや、オーガニックな食事ってストイックなイメージが強かったのですが、お二人の取り組みを見ているとフードロスが自分や家族の健康のために繋がっていたり、美味しいからつい取り入れたくなるモノだと知ると、どんどんチャレンジしてみたくなりました!
それでは次回は、NEMOHAMOのスキンケア商品をテーマに、サステナブルなコスメの魅力について探ってまいります!